こんにちは。大学一年生のきえです!
私は将来、文章に携わるお仕事をしてみたいと考えながら、現在、大学でメディアについて学んでいます。4月にアワーテラスの放課後に入園してから半年以上が経った今、私にできることはなんだろうかと考え、今回の企画を始めることになりました。その名も、『TABLE TALK -放課後の仲間たち-』です!私が記事として放課後内の魅力的な学園生を紹介していきます。

第1回は、@みなみ さんにお話を伺いました!
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舞台女優から落語家に転身されたという経歴をお持ちのみなみさん。お話を伺ってみると、落語への熱い思いを感じ、私も寄席に行ってみたくなりました。アワーテラスへの入園の決め手は、金丸園長の人と人とのつながりをつくる活動に強く惹かれたから。実際、入園したおかげで、きっと出会えなかったような人と出会うことができ、自分の世界を広げることが出来たとおっしゃいます。
みなみさんは「学園生の皆さんともっとお話ししてみたい」とのことなので、興味を持たれた方はご連絡してみてくださいね!みなみさんは12月4日にも浅草の雷5656会館ときわホールにて行われる「浅草ごろごろ落語会」<リンク: https://eikokikaku.com/ >の寄席に上がられるそうですので、興味を持たれた方はそちらもぜひ!

① 舞台女優から落語家へ。
三納みなみさん(36歳)は、出身地の石川県と東京を中心に落語家「かはづ亭みなみ」として活動されています。地方には常設の寄席がなく、著名な落語家さんの地方公演も頻度が少なく値段が高いため、落語は敷居の高いものだと思われがち。そこで地元・石川では、おばあちゃんから小学生まで、気軽に落語を楽しんでもらおうと、児童館や公民館で「ワンコイン寄席」も開いています。44E75F24-86AD-4E47-BFF1-5DFDA83E94D7.jpeg 2.32 MB

落語家になる以前、みなみさんは舞台女優として活動をされていました。
小学生の時に劇団四季を見たことがきっかけで舞台に立つことに興味を持ち、演劇について学ぶため、東京の大学へ進学。様々なお芝居を見て回り、卒業後は最も衝撃を受けた劇団「新宿梁山泊」での活動を始めます。なんと、ポーランドや韓国、オーストラリアでも舞台に立ったご経験も!

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お芝居の勉強の一環として日本の伝統芸能を見るようになったことで、落語との出会いが訪れます…!24歳の時に、故・立川談志師匠の高座をYouTubeで見て、衝撃を受けたのです。演劇とは違い、たった一人で小道具も背景もなしに世界を作る落語。そこに最上級のエンターテインメント性を感じ、落語の大ファンとなったみなみさんは、お芝居をしながら都内の寄席に通い、見る専門として落語を楽しむようになりました。

② 初めての落語は大スベリ。だからこそ踏み入れた落語の世界。
みなみさんにとっての初の落語は、ご自身の30歳の誕生日イベント。“見る専”として相当な落語を見てこられていたこともあり、見よう見まねの独学で挑戦しました。…が、20分の演題で、「1ミリも笑ってもらえなかった」そう。自分はプロの落語を見て笑えるのに、自分のものを見ている人には面白さが全く伝わっていないということが悔しく、自分の身体を使って落語の面白さを伝えたいと強く感じたのです。ちょうどこの頃にご結婚もされ、3年前、33歳の時にはお子さんを妊娠・出産。出産のためにご実家の石川県に帰省し、落ち着いてから東京に戻ろうと思っていた矢先に新型コロナウイルスが蔓延します。先の見えない状態の中、子供を抱えてお芝居の仕事ができるのか、という不安を抱いたそう。みなみさん    お子さん.jpg 173.45 KBそこで、東京から石川へ移住。自宅で一人でも稽古ができるということもあり、ずっと好きだった落語を1度自分でやってみよう、と落語の世界に足を踏み入れました。最初のうちは落研出身や落語経験のある俳優さんに教えてもらいながら練習していたのですが、本格的に学びたいと思い、すぐに今のお師匠さんに弟子入りしました。今は、地方でも身近に楽しめる落語を提供しようと活動されていますが、最近では世界にも落語を伝えようとしています。というのも、大阪の落語家さんが取り組んでいる「英語での落語」を見る機会があったのですが、なんと、英語でもその面白さが伝わっていたそう。それに刺激を受けたみなみさん。近く韓国での落語のお話があり、現在はハングル語の勉強中。その一環として見始めた韓国ドラマにハマっているそうです!

③ 落語は気軽に楽しめるもの!自分のプレゼンの力にも…!
とはいえ、どうしても落語に敷居の高さを感じてしまう人向けに、楽しみ方を聞いてみました。
「落語は、全然敷居の高いものではなく、江戸時代から庶民的な演芸でした。5~10分の話もあるし、今はSpotifyやYouTubeなど身近に聞くことができるので1回触れてみてほしいです!初心者には動きも見ることができるYouTubeなど映像で見るのがオススメ!落語には枕というものがあり、少し雑談してから本編に入ること、違う方向を向いているときは別の登場人物が話していることなど、最初のルールだけ理解しておけばお話は伝わるはず!落語は実際の政治家さんも参考にしているほど自身の演説・プレゼン力を上げるための勉強にもなります!」

プレゼンの参考になるというのには私も驚きでした!はじめはYouTubeから見てみたいと思います。
みなみさんは、12月4日「浅草ごろごろ落語会」<リンク:https://eikokikaku.com/>の高座にも上がられるそうですので、興味を持たれた方は、一度、落語の世界を体感してきてみてはいかがでしょうか?

《編集後記》
まずインタビューを受けていただいたみなみさんありがとうございました!
Zoomにてお話しさせていただいたのですが、初めての取材で手間取ってしまったり、緊張で段取りがうまくいかなかったり…とご迷惑をおかけしてしまいましたが、みなみさんは明るく優しく話しやすいお方で、楽しくインタビューをさせていただきました!
みなみさんはご自身のことを「石橋を叩かずに渡って、川に落ちる」タイプだとおっしゃっており、私とは異なった考え方がとても面白かったです。「初めて見たものでも『面白い!』『これ、人に教えたい!』と思ったものには飛び込んで行く性格で、あまり知られていないけれど自分が魅了されたものが、自分の介在によって、人が新たな出会いを持つことに喜びを感じる」というお話に、みなみさんの原点があったように思います。
20代の頃は自分の夢や目標に猪突猛進、仕事第一。家族ができた今では、「家族や自分の大切な友達が笑顔にならないことはしない」ということを大切にされてながら活動されています。子育てと夢の両立を目指してエネルギッシュに行動されるみなみさんの姿に刺激を受けました。
落語初心者の私には新鮮なお話ばかりで、なんだか敷居が高いと感じていた落語ですが、ぜひ一度みなみさんの寄席に行ってみたいと思いました。みなさんも、落語に興味をお持ちの方はもちろん、まだ落語に触れたことがないという方もぜひみなみさんとお話してみてください! 

以上、テーブルトーク第1回でした!
次回更新をお楽しみに!