こんにちは。連休はいかがお過ごしですか?連休の最後にぴったりの投稿です!
今日のみんなの紹介は、7月から「素材のちから」のチャンネルで投稿を開始してくださっている長尾謙一さんのご紹介。こちらのチャンネルです!御覧になられましたか?!
sozaiマーク.png 8.99 KB長尾さんは、外食店向けの食材情報誌『素材のちから』の編集長です。いわゆる「食のプロ向け」としてホテルやレストランのオーナーやシェフが読んでいる雑誌で、日本全国の美味しいのに埋もれてしまっている食材や、メーカー商社の食材、隠れた名店、老舗有名店などを多岐にわたって取材されていて、食通の放課後スタッフの奥さんが初めて見たときに「隅々まで読み応えありすぎる~!」と感動していた雑誌です。

3E979FAB-C30B-4AD3-A9B1-63371E03924B.jfif 953.24 KB園長とは『素材のちから』に掲載する飲食店について問い合わせを受けたことから知り合いになりました。
始めてお会いした際、日本の食産業における課題について共感することが多く、さらには長尾さんの経歴や熱量、そして想いに感銘をうけた思ったことを覚えています。

長尾さんは、若いころは食関連の広告代理店にいらっしゃったのですが、バブル崩壊後、「広告人として自分のやってきたことは食産業に貢献していたのか?」と自問され、正義感に駆られて会社を辞めて起業し「素材のちから」を創刊。以来、取材のアポイントから、原稿はもちろん、撮影も全部1人でやられています。
「’食材が流れ人が動くメディアを作る’という夢のため、覚悟を持ってやっている」
とサラリとおっしゃるんです。すごすぎます。
普通は編集の仕事って少なくとも、エディターさん、ライターさん、カメラさん、校正さん、営業さん・・・どう考えても複数人が必要なのに全部1人で!!

何が長尾さんをそうさせるのか。。。園長は長尾さんに聞いてみました。

長尾さんは、ご自身のことを「熱血バカ」なんておっしゃいます。
幼いころは、巨人の星、あしたのジョー、タイガーマスク、キャプテンが好きな熱血感動少年で、テレビを見たらすぐに感動してしまって小学校までランニングに行っちゃうような少年だったそうです。それが、大人になったら変わるかと思ったらそのまま60歳を超えて今に至ると・・「熱血に生きる」ってステキですよね。

でも長尾さんは「こういう生き方にはメリットもあるけど、デメリットも多い。正しいと思うことを率直に言ったために仕事を切られてしまったこともあります」とおっしゃる。

でも「素材のちからに掲載してもらったら売れたよ、ありがとう!」と言われると熱血感動少年が蘇るそうです。お話を伺っている園長にまでその熱が伝わり、とても胸が熱くなりました。

そんな、長尾さんだからこそ、「これからの社会をどうしたいか」なんて壮大な質問を
してみました。
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人々に「夢」を持ってほしい。
ただ、「夢を持てる社会」といういい方がいいのかはわからない。
夢はもらえるものではなく、自分から取りにいくものだから。
いつの時代も環境は変わるけど、夢を持てるかどうかは社会の使命ではなく、
個人の使命。
日本人には“協調性”があって素晴らしいと言われるが、協調性というのは自分の意見がちゃんとあった上で相手をちゃんと認めて協力するものであって、今は自分の意見は言わず調子を合わせて賛同する“同調性”になっているのではないか――――
同調性から手に入る個人の夢って、きっとないはず。
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とのメッセージ。
ズシンと響きますね…次々といろんなことが起こり、今で精いっぱいになりがちですが、子どもたちが夢を持てる社会を創っていきたいです!

実は長尾さんは、園長にアワーテラスの放課後内の「魚町@石巻」のシーズ・イノベーションさんをご紹介してくださった方なんです(東京食堂さんに続きまたまたここでもつながりが!というか、実はすべては長尾さんスタートだったんです~!!)

長尾さんは、シーズ・イノベーションの高野社長を「同じ匂いがする」と思われ、応援してらっしゃいます。高野社長は、すべてのコストをご自分で背負って漁業の6次産業化を実行している希少な水産人だからだそうです。魚を自分で買って保管して、自分で調理法を探して開発して、工場でも地元の人への雇用を生んでいます。そして東京の給与体系で石巻の人を雇っているそうで、それが高野社長の誇りでもあるそうです。
かっこよすぎです!
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実際シーズ・イノベーションさんのお魚はどこに出しても大好評。パーティーでも、東京食堂でも、知ってもらった方には確実に美味しさに感動してもらえる。
https://seethesun.en-jine.com/projects/jizakanaya-001

もっともっと知ってもらえるように園長もがんばらないとです。食べておいしくて地域のためにもなる。そんな循環を創っていきたいです。
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普段は「プロ向け」の雑誌を創る長尾さん、園長が頼み込んで、アワーテラスの放課後で「素材のちから」のチャンネルを作って投稿してくださることになりました。
プロ向けといいながらも、とても興味深いお話ばかりで、園長もイチフォロワーとして拝読していますが、新しい世界がどんどん広がってます!!美味しそうだけでなく、旬あり、歴史あり、背景あり、、。
まだフォローされてない方は是非されてみてくださいね!こちらのマークです♪sozaiマーク.png 8.99 KB