今日は園長の活動について、ちょっと真面目な感じでレポートします
以前、食の推し活のところでもちょっと書いたのですが、園長は2019年から食品メーカーの研究員が中心となって集まる”食の共創コミュニティ”Food Up Islandを運営させていただいております。


何をしているかというと、「生活者のみなさまの人生にワンモアスマイルを提供するために、もっと豊かで楽しい食や、ワクワクする未来をつくりたい!」と、企業の枠を超えて話したり、実際にイベントを行ったりしています!

メンバーには、みなさんの食卓にたくさん登場しているのではないかと思われる多くの企業さんが集まっています。
カゴメさん、亀田製菓さん、カルビーさん、キリンホールディングスさん、サッポロビールさん、ニチレイさん、森永乳業さん、そして森永製菓の8社。

競合と言われる会社もありますが、これからの社会で、課題を解決しつつワクワクをつくるためには手を取り合わないと、という想いでやっています。

そんなFood Up Islandで探求してきたテーマ「未来の社会デザイン・2030年の未来マーケティング」が本になりましたー!
東北大学名誉教授・地球村研究室代表の石田秀輝先生に講師をお願いし1年かけて作ってきました。本になったらいいね、と言っていたら本当になりました!
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そしてなんと出版時には八重洲ブックセンターの週刊ランキングで1位にもなりました☆
(3月下旬の話ですが・・・今はなんと重版の検討をしてくださってるそうです!)
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人生にはうれしい「まさか」もあるんですね!

自分はあとがきを書かせていただきました。
あとがきでも書いたのですが、Food Up Islandのメンバーは石田先生の最初の講義での冒頭の一言ではっとさせられ、スイッチが入りました。その言葉とは
「みなさんは何のために仕事をしていますか?企業の業績を上げるためですか?今の小学生は『このままでは地球が持たない。我慢をしないといけない』と言います。子どもたちに我慢をさせる社会を創るのが大人の役割ですか?それがみなさんの仕事ですか?もっと子どもたちがワクワクドキドキできる社会を創るのが企業や大人の役割ではないですか?」というものでした。

食品企業のみなさんは、本当に「食を通して人々に美味しい笑顔を届けたい」という想いで日々まい進されてらっしゃる方ばかりです。なのに、もしかしたら、地球全体でみたら、長期的に見たら、未来の子どもたちのワクワクドキドキを奪っていたのかもしれないと思うと、なんともいえないもどかしい気持ちになり、悔しくもあり、危機感も感じ、先生とのワークショップを夢中でこなしました。

でもロシアーウクライナの戦争中に出版。日々、多くの子供たちが亡くなっており、胸がしめつけられる想いで過ごしています。子どもたちがワクワクドキドキできる社会に向けてできることは何だろう。出版できたことに舞い上がりつつも、改めて考えたいと思いました。