完全に個人的な趣味の話ですが、少し前に、東京都美術館で開催されている「フィン・ユールとデンマークの椅子」展に行きました。

シンプルかつ機能的で美しい名作の数々を一度に堪能できるのは、とても幸せな空間でした!
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椅子の脚の抜け感、後ろ姿の美しさ、肘掛けの曲線のなめらかさ、経年した木ならではの質感の変化、、、く~たまらない!!

さらに、この展示では写真もほぼOKだったり、巨匠たちの椅子に実際に座れる展示室もあるという、ファンには超ワクワクな体験が!!!
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「譲り合って座りましょう」のルールのもと、かわるがわるみんながいろんな作品に座って目を閉じて肘掛けをナデナデしながら椅子の世界を楽しんでいるのが、共通の「好き」をベースに無言で通じあっているかのような空気で、なんとも面白い光景でした笑
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デザイン史や巨匠同士の関係性(この人はこの人の弟子だったのね!みたいな発見)も改めて知ることができてとても興味深かったです。
なかでも、椅子研究家の織田憲嗣氏のインタビュー動画はぐっっっとくるお話でした。

本質的な豊かさとは、モノが溢れて手軽で便利になることではない。

良い家具や日用品を愛着を持って使うことは、ときに持ち主としての振る舞いを求められることもある。手間やお手入れが必要なこともある。

そうやってデザイナーや作った人に自然に敬意を払い、次世代につながるような使い方、振る舞いをすることが、結果的に心豊かな暮らしにつながっていく。
人とモノの関係性は濃密であるべき。

そんなお話をしてくださっていました。

たしかに、なんでもいいやと思って買ったモノとの関係性と、愛着を持って迎えたモノとの関係性、その後の自分自身の関わり方も気持ちも全く違いますもんね。

モノとの濃密な関わりが、本質的な豊かさにつながる。
お菓子の研究員としても心に響くお話でした。